明日からヒーローになる方法(2025-05-02 20:19) | 玉依[Arrest]に2025-05-02 20:19掲載の日記【SMスナイパー】全国のSMクラブ・風俗・M性感・バー専門サイト

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2025-05-02 20:19明日からヒーローになる方法

明日からヒーローになる方法

9歳の頃の夢は「最強のポケモントレーナー」だった玉依です
一説によれば、小学校低学年の頃夢がその人に向いた職業らしいですね。

さて。皆さんはスーパーヒーローになりたかった時期はありますか?
誰しもが憧れるヒーロー。

実は、1200年代ヨーロッパの人々もヒーローに憧れました。
今回は13世紀の少年少女がヒーローになる方法について写メ日記ろうと思います
(写メ日記toi)

今回の写メ日記は2本立てです。明日の続きが公開されます


【目次】
13世紀の少年少女がヒーローになる唯一の方法
「竜」とは何か?
通過儀礼としての竜
「竜」を倒してヒーローになった先輩たち

【翌日公開】
飲み込む竜
古代ケルト・ゲルマンの死生観
竜はあの世とこの世を繋ぐ
みんなで竜を倒してヒーローになろう!


参考:
https://cir.nii.ac.jp/crid/1050282677892226944


13世紀の少年少女がヒーローになる唯一の方法

1200年代ヨーロッパ。
地球の小氷河期が終わり、温暖化した時代。
イングランドで葡萄栽培ができるほど、温かな時代

十字軍により、古代ギリシア・ローマ文学が再発見され、人々が古代の英雄を思い出した時代。

そんな1200年代は数々の英雄文学が創られました。
例えば、竜退治の『ニーベルンゲンの歌』、『アーサー王物語』など。

英雄文学に想いを馳せた少年少女たちは、ヒーローになることを目指します。
さて、どうすれば良いのでしょうか?

毎日腹筋・背筋・ランニングをすれば良いのでしょうか
否。

ズバリ!

竜を倒しに行ってこい!!!!!!!

大切なので、もう一度言いますよ。

竜を倒しに行ってこい!!!!!!!

それが、英雄になる唯一の方法です


「竜」とは何か

ヨーロッパにおける「竜=ドラゴン」の起源は、ローマ時代が終わったのち
いわゆる「中世ヨーロッパ」と呼ばれる時代にあります。

ドラゴンとは古代ギリシア語で大蛇を意味するドラコーンが由来になった言葉です。
古代ギリシア・ローマ時代にはいわゆるドラゴンは存在せず、人々を脅かす巨大な怪物、巨大な蛇でした

それが中世ヨーロッパ時代になるとケルトやゲルマン神話の邪竜信仰と結びつき、いわゆるドラゴンが誕生しました。

キリスト教におけるドラゴンは悪魔の使い。
死と破壊をもたらす存在。

実際に、キリスト教文学では60人もの聖人がドラゴンを退治しています

一方で、ドラゴンは再生の象徴でもあります。


通過儀礼としての竜

「通過儀礼」という概念は20世紀に1ルノルド・ヴァン・ジュネップによって定義されました。

それは人間が誕生・結婚・死など様々な人生の転換期を迎えるときに経験する儀礼のことです。
主に3つのプロセスから構成されています。

1:分離…古い階級から引き離される
2:移行…新しい階級のための調整期間
3:合体…新しい階級に再編入される

例えば、私たちは小学校という共同体に入り、卒業式を経て中学という新しい共同体に入ります。
卒業式というイベントが分離、春休みという移行期間を経て、入学式で新しい社会に再編入されるわけです

このような分離・移行・合体のプロセスを通じて、私たちの人生は繰り返し変化していきます。

とりわけ、1200年代の少年少女が「ヒーローになる」ためには、竜退治が通過儀礼でした。


「竜」を倒してヒーローになった先輩たち

1200年代はキリスト教聖人や、土着の英雄伝説が創られた時代。

例えば『ニーベルンゲンの歌』に登場する英雄ジークフリートは、財宝を守る悪竜ファフニールを倒して不死の力を手に入れました。
アイルランド物語に登場するフィオナ騎士団・団長のフィン・マックールは故郷を脅かす竜を倒し

キリスト教の聖人・聖ゲオルギウスは竜に捧げられる王女を助けるために、
聖女マルタはローヌ川で暴れる竜タラスクを鎮めるために

そして、大晦日の由来になった聖シルウェステルは祈りで竜に立ち向かい平和をもたらすために

英雄になるためには竜を退治しなければなりません。

逆説的に言えば、竜を退治すれば英雄になれる時代。
とても簡単だと思いませんか?

竜退治伝説を研究するルッツ・レーリッヒによれば、1200年ごろはほぼ全ての英雄が少なくとも1体の竜を倒さねばならなかったとし、これを英雄になるための通過儀礼として位置付けています。

実際に、キリスト教カトリックでは60もの竜退治伝説があり、
他にも『ベーオウルフ』の主人公ベーオウルフ、『アーサー王物語』における円卓の騎士ガウェインやトリスタンも竜退治を行なっています。

このような先攻事例があるので、決して無理な話ではないでしょう。

それではなぜ、「竜を倒さねば英雄になれないのか?」
英雄になる必須条件について翌朝の写メ日記で解説しますね

みんなで竜退治して、ヒーローになろう
プルス・ウルトラーーーーーーーーー!!


【GWの出勤予定です】
時間外でも、柔軟に対応しますのでぜひ遊びにきてね〜〜〜〜
※4日がお休みになりました

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